LYRICS

記憶旅行

久しぶりの日射しは乱反射 眩しい水面
左手に見ながら走ってく 真昼の湖北線

もっと上手に言葉を紡げていたならばなんて
きっと過去になった今だから言えるだけだね

あのスイートでサワーな日々には
戻れない今更戻らない
それぞれの交差点でそれぞれの分岐点がある
あのシートで眺めた景色に
少し記憶旅行してたけど
窓の隙間僕を我に返らせる
新しい春の風

久しぶりの満月に月光浴 照らされる水面
左手に見ながら走ってく 夜半(よわ)の9号線

ふっと思い立ちなんとなく帰りは別の道から
はっと思い出す昔も同じことよくしてたね

あのスイートでサワーな時間(とき)には
帰れない今更帰らない
そのときの精一杯をそのときの心で選んでる
あのシートで感じた気持ちに
少し記憶旅行してたけど
窓の隙間僕を我に返らせる
冷たい夜の風

例えば適当に畳んで奥に押し込んだ服も
綺麗に畳んで手前に置いた服も
同じクローゼットの中にあればどれも僕のワードローブのように記憶も同じ頭の中

あのスイートでサワーな日々には
戻れない今更戻らない
それぞれの交差点でそれぞれの分岐点がある
あのシートで眺めた景色に
少し記憶旅行してたけど
窓の隙間僕を我に返らせる新しい春の風
いつかこの瞬間にも記憶旅行させる
新しい春の風

 

work :2015
lyric/music : Akiyama Hiroki
arrangement : homme / Kanesaki Keisuke
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