LYRICS

mist

仕事終わりのいつものファミレス
ガラガラの席で一人ため息
タバコまだ吸い終わらない内に
運ばれてくる鉄板プレート

しょーもない裏切りスルーしていたいのに
思いのほか堪えてて僕はまた苛んでいる

街は冬色になり 人は厚着を始め 着々と景色の中に溶けていく
僕は衣替えすら済ますこともできずに
不確かなものばかり探し続けている

言われたくもないこと散々言われて
後半は全部愛想笑いで
働かない脳内に残った言葉は
片手で数えられる程度

やましいことがあり逃げていたいから
目を合わせないんでしょう?君はズルイ奴だ

街は冬色になり 人は厚着を始め 着々と景色の中に溶けていく
僕は衣替えすら済ますこともできずに
不確かなものばかり探し続けている

分かり合えないまま崩れていくだけの過去
なかったかのように振舞われていく現在
このままじゃ先は殺伐とした末来
見えないんじゃなく見ようとしていないだけだ

街は冬色になり人は厚着を始め 着々と景色の中に溶けていく
僕は衣替えすら済ますこともできずに
不確かなものばかり探し続けている

 

work :2008
lyric/music : Akiyama Hiroki
arrangement : homme
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